女性と男性はカラダの作りが違う
女性と男性は、カラダの作りが違います。これは、アスリートでも同じです。
女性アスリートと男性アスリートの違いを理解し、選手のサポートをしていくことは、コンディションの維持・向上、パフォーマンスの向上につながります。
女性アスリートの三主徴

「女性アスリートの三主徴」は、1993年にアメリカスポーツ医学会で発表されました。
当初は、「摂食障害」・「無月経」・「骨粗鬆症」でしたが、2007年に「適切なエネルギーが確保されれば正常な月経、骨の健康も維持される」という考え方から、「摂食障害の有無に関わらない利用可能エネルギー不足」、「機能性視床下部性無月経」、「骨粗鬆症」の3つに変更されました。
〔女性アスリートの三主徴〕
①利用可能エネルギー不足
②機能性視床下部性無月経
③骨粗鬆症
この3つの症状は、相関関係をもち、それぞれの症状が影響し合いながら長期間かけて「治療が必要な状態」に変化していきます。
どのような環境設定をするか?
ある男性指導者の方から、「月経については、デリケートなことで男性指導者の場合は、どのように介入したら良いか?、少し考えるところがあります。」とお話をいただきました。私が主にサポートしている「陸上長距離」は、月経の状況が血液状態やパフォーマンスに影響するため、男性指導者の方でも選手の月経の状況を把握していることが多いです。しかし、このようなお話を聞き、他の競技の男性指導者の方も、同じような悩みがあるのではないか?と考えました。
また、今回のゲストである本橋さん、水上さんにからは、「『月経のことを言い訳にしたくない。』という選手もいる。」といったお話も伺いました。カーリングや、アイスホッケーなどのチーム競技の場合、練習や試合でのアピールがメンバーに選ばれるかどうかを左右することがあります。
このように、指導者と元選手、それぞれの立場の方からお話を伺い、
どのような環境設定をするか?
ということも、サポートしていく中でポイントになる課題ではないかと考えています。
Q.男性指導者の方が介入しやすくするための環境設定とは?
Q.選手が自ら自分のコンディショニングについて発言できる環境設定とは?
このようなことについても、お話ししていきたいと思います。
この他に私からは、
□サポートする側から見たスポーツ現場の実際
□私自身が行ってるサポート内容
について、お話させていただきます。
パネルディスカッションでは、チャット機能を活用し参加者のみなさんからも質問をいただき、お答えしたいと思っています!
テーマは、こちらです!!
□アスリートが取り組むべきコンディション管理
□指導者、保護者などの周りの方々の関わり方
□女性アスリートに必要なコンディショニング
登壇者の方々、そして参加者のみなさまと一緒に学び、考えていきたいと思います。
是非、ご参加ください!!
『女性アスリートのコンディショニング』
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