盛岡スキルキャンプは、三浦孝之コーチ(HIS競技部門アドバイザー)、金入清高スキルコーチ(八戸ホワイトベア総監督)、石賀涼平S&Cコーチ(HIS代表)の3名が担当していた高校のチームから海外留学する選手が誕生し、その彼のオフシーズンの日本での強化環境を作ってあげたいということで、スタッフ3名と有志の選手5名で長野県・岡谷で開催したのが始まりです。以降、2回目からは、場所を岩手県・盛岡市みちのくコカコーラボトリングリンクに移して今年で開催5年目を迎えました。今では多くの海外でプレーする選手が帰ってくる場所となり、海外在住の選手もこのキャンプのためにわざわざ日本に来るまでになって、多くの方に賛同してもらえるキャンプに成長しました。
2019盛岡スキルキャンプは、総勢18名の選手が集まり、過去最多人数となりました!
そんなストーリーのある盛岡スキルキャンプですが、実際にはどんなキャンプなのかをここからはレポートしていきたいと思います!


5泊6日の期間で、合計11回(1.5時間/回)のスケートリンクでの氷上練習は、基礎スケーティングをひたすら行います!この氷上練習をメインで担当して頂いているのが、金入清高スキルコーチ(八戸ホワイトベア総監督)です。三浦孝之コーチも子どもの頃に指導を受けており、多くの方から信頼されているコーチです!まもなく80歳を迎える今も海外組の選手たちに自らお手本を見せられていました!




そして、氷上練習が終わればトレーニングです!
このセッションは石賀涼平S&Cコーチ(フィジカル担当/HIS代表)が担当しています!
トレーニングというとダッシュをしたり、連続で走るようなトレーニングを想像していましたが、このキャンプでは徹底して身体の使い方や動作の指導を行っていました。氷上練習で金入コーチが姿勢の大切さを伝えているので、陸上でも選手の集中力は全く変わりません!


トレーニングが終われば午前のセッションは終了です!次は昼食タイム!
昼食は、地元で有名な焼き肉店の米内精肉店に毎年サポートして頂いています!
盛岡ではかなりの有名店で、いつもお店の外にたくさんのお客さんが待っています。それにも関わらず、選手たちのためにキャンプ期間中は予約席にして優先的に食事を取れるようにして頂いています!本当に毎年ありがとうございます!
http://www.nikunoyonai.com/『米内精肉店』

毎年スタッフは、キャンプ終了後に必ず米内精肉店に立ち寄って、お肉のお土産を買ってから東京に帰るそうです!お店の皆さんもとても温かく、選手のパワーの源となっています!
盛岡の方々の温かさ

選手は、スケートのエッジ(刃)が練習で消耗するとスケートの研磨を行います。特に盛岡スキルキャンプでは、スケーティングに特化した練習のため、通常より消耗が激しく、スケートのエッジを磨く必要がありました。その時には、地元の方々にサポートをして頂いて、選手のスケートを万全の状態にしてもらっていました!
毎年、盛岡スキルキャンプでは多くの方からたくさんの差し入れを頂きます!
今年も、大玉スイカを頂いたり、宿舎まで差し入れを持ってきて頂いた方まで、本当に多くの方に支えられて選手はトレーニングができています。盛岡の方々の温かさに一年に一度でも触れることが選手のキャンプの楽しみの一つでもあると思います。盛岡の方々に必ず恩返しができるようにしてもらいたいですね!

番外編につづく。。。
to be continued…